EMN Jam Vol.38 – Parallel Session in REAL & VR 振り返り
5月24日(土)、EMN Jam Vol.38は「パラレルセッション」という形で、バーチャルとリアルの2会場同時開催となりました。
VR会場はいつもの「Blue Rondo(VRChat)」、そしてリアル会場は目黒のジャズバー「MARK VI」。
実はこの日、現実のEMN Jamを主催するつゆぽんが、VRの定期EMN Jamとまさかの同日開催を発表。
心の中で「日程かかぶせないでよ〜」と思いつつも、せっかくならコラボしちゃおうということで、パラレルセッションという新たなスタイルを提案してみました。
とはいえ、ただの同時開催で、一緒に演奏したわけではありません。でも、一度だけ両会場を音声でつないで、現地の様子をつゆぽんに聞いたり、「Cantaloupe Island」の現地演奏をこちらで再生したりと、ちょっとした交流はありました。
VR会場でのセッション
VR会場のBlue Rondoでは、開始当初はミュージシャンがまだ揃わず、導入したてのルーパーを使って私(Emnyeca)のソロ演奏でスタート。
「酒とバラの日々」「Summertime」、そして即興アンビエントを含む3曲を異なったスタイルのループパフォーマンスで演奏しました。
その後、徐々にベース・ドラム・トランペット・アルトサックス・ピアノと、楽器隊が集まり、最終的には3管編成でのセッションも実現。
「Work Song」を3管で演奏したのは、個人的にもハイライトの一つ。セッションではあまりやらない選曲かなとおもうのですが、管楽器の厚みが心地よく、とても良い演奏になりました。
現地との中継・「Cantaloupe Island」実況企画
22:00頃には、MARK VIとVRChatを音声で接続。つゆぽんに現地の様子を聞きながら、「Cantaloupe Island」の現地演奏をVR会場で再生しました。
その際には、ちょっとした実況解説も試験的にやってみました。
「この曲はハービー・ハンコックの名曲です」「今日はピアノレスでギターがバッキングを担ってますね」とか、あまり覚えていないんですが、そんな感じだったと思います。
その後、VR会場でも「Cantaloupe Island」を再演。現地で聴いた音楽を、バーチャルで追体験するというのは初の試みでしたが、おもしろい試みだったと思います。
さいごに
本編は24:00で一旦締めましたが、途中現地とのやり取りを挟んで演奏の時間が少し少な目だったので、「まだやりたいひとー」という呼びかけに応えてくれた方とアフターで3曲ほど追加セッションをしました。
リアル・バーチャルの両会場に、初めて来てくださったミュージシャンの方もいて、こんなふうにリアルでもVRでも、それぞれの場所で音楽を楽しむ人たちがつながることができる場を、EMN Recordsでこれからも続けていけたらいいなと思いました。
冒頭で少しいじっちゃったけど、リアル支部長のつゆぽんもリアルでの活動をがんばってくれていてほんとに感謝です。リアルでのつながりを少しでも増やせる支援ができるように、現地で配れるEMN Recordsのパンフレットとかグッズを早く作りたい!