🎸 Emuteca box – 製品レビュー
「Emuteca box」は、Emnyecaが初めてハンドメイドで製作した“むーとボックス(ミュートスイッチ)”です。
シンプルな構造ながら、リレー制御でオーディオ信号を確実にカットし、ノイズの少ないミュートを実現。
実際に使ってみると、ケーブルを抜き差しせずに完全に無音化できる便利さを強く感じます。
ジャムセッションやレコーディングの合間に、ワンタッチで静寂を作れるのは想像以上に快適。
グルーガンで固定した基板や、コンパクトな1590Aサイズの筐体はDIYならではの味わいがあり、自分の演奏環境にピッタリ合わせた道具を持つ喜びを味わえます。
レビュー視点でいうと、
初自作とは思えないほど動作が安定
LEDインジケーターでON/OFFが一目でわかる
小型なのでボード内でも邪魔にならない
一方で、
ハンダ付けや部品配置には慣れが必要
グルーガン固定は耐久性に課題が残るかも
といった点が挙げられます。
でも、それも含めて“最初の作品”としての魅力。完成したEmuteca boxには、既製品にはない愛着と物語が宿っています。
📝 製品概要(プロダクトノート)
名称:Emuteca box(エムテカ・ボックス)
種別:DIYハンドメイド・エフェクター(ミュートスイッチ)
機能:
リレー制御による信号ラインのON/OFF
完全な無音状態を作るミュート機能
AIRSTEPなど外部CTL出力から制御可能
構造:
アルミダイキャストケース(Hammond 1590Aサイズ相当)
両面スルーホールユニバーサル基板を使用
IN/OUTジャック、CTLジャック、DCジャック、LED搭載
特徴:
小型軽量でペダルボードに収まりやすい
LEDで状態確認が容易
自作ならではの拡張性(配線や機能追加が可能)
製作背景:
市場に安価でシンプルな「CTL連動型ミュートボックス」が存在しなかったため、Emnyecaが自作に挑戦
初めての電子工作として、回路設計から部品調達、基板加工まで一貫して手作業で実現