2025年5月10日(土)、EMN Jam Vol.37を開催しました!
今回は夜10時スタートの「オーバーナイトセッション」。
朝までやると大変なので、オールナイトではなくオーバーナイトという表現にしてみました笑。
前半:ホストの演奏から
最初は、私(Emnyeca)とKosukeさん(p)、24COさん(dr)の3人で、”Have You Met Miss Jones?”からスタート。
その後、Kosukeさんの選曲で”Waltz for Debby”へ。実はKosukeさんも私と同じく選曲があまり得意ではないタイプなのでは?と思っています。普段は他の方に曲を任せることが多いんです。Kosukeさんも、この曲を選んだあとに「こんなに難しかったのか…」と言っていたので、普段はあまりやらない曲にチャレンジしてみたのかなと思いました。こういう「普段やらない曲にあえて挑む」のってとてもスリリングで楽しいです。
次に、初吹音さきさん(as)とKさん(b)が合流して”Take Five”。
この曲は誰もが知っている名曲ですが、意外とセッションではあまりコールされない不思議な曲です。
MCでも言いましたが、”When the Saints Go Marching In”(聖者の行進)とかも同じく、誰でも知ってるのにセッションではあまりやらない曲ってありますよね。
この日は、ソロパートからは5拍子でウォーキングベースになって一気に難易度が跳ね上がりました。
後テーマからは音が少しずつ解放されて行って、アウトロで崩壊していく感じはこれまでのEMN Jamでもあまりない展開。フリージャズやアンビエントっぽくなって、とても印象的でした。Kosukeさんも懐が深い!セッションならではの「何が起こるかわからない」という楽しさが存分に感じられる時間でした。
中盤:ホールのみなさんが合流!
ホストの演奏がひと段落してからは、ボーカルさんも加わったりでセッションがさらに賑やかになりました。ギタリストの方にもたくさん参加いただけて嬉しかったです。
今回は特に”Stormy Monday”など、ギタリストの選曲が印象的で、普段のジャズセッションではあまりやらない曲がコールされてとても新鮮でした。
TOTOの”Georgy Porgy”やジェフ・ベックの”Led Boots”など、特にロック系の曲が増えると、全体の雰囲気がガラッと変わるので、これもまた面白いなと感じました。
後半:深夜の余韻
今回は22時スタートで、最終的に2時半まで、約4時間半にわたってセッションが続きました。
nomuさん(b)が0時過ぎから合流するという話があったので、それに合わせて遅めの時間設定にしたのですが、結果として夜更けまでたくさんのリスナーさん、ミュージシャンが残ってくれました。
最後まで一緒に音を楽しんでくれた皆さん、ありがとうございました。
個人的には、レインダンスのイベントで見かけてくれた英語圏の方も、今回初めてEMN Jamに来てくれて、「こんなところで演奏してるんだね」と声をかけてくれたり、写真をたくさん撮ってくれたりと、嬉しい出会いもありました。
次回に向けて
次回のEMN Jamは5月24日を予定しています。
さらに、同日にはつゆぽん(EMNリアル支部長)が主催するリアルJAMも開催される予定なので、何かしらのコラボや現地との同時中継ができたら面白いなと思っています。
またみんなで楽しめる時間を作りたいですね!